本領発揮できる”ムエタイ”へ

本領発揮できる”ムエタイ”へ

 

ヨードクンポンとのRWSでの激戦から、早くも次戦が決定したジョイシー・イングラムジム。

3月16日(木) ラジャダムヌンスタジアムでのスッグ・ペッティンディー興行への出場となります。

■2023年3月16日(木) ラジャダムヌンスタジアム

スッグ・ペッティンディー

ジョイシー・イングラムジム(ブラジル)

โจซี่ อินแกรมยิม (บราซิล)

VS  (147lbs)

ルートチンチャイ・ギャットトンヨット(タイ)

เลิศชิงชัย เกียรติธงยศ (ไทย)

☝︎ルートチンチャイ。長身で連勝中の好選手。

☝︎ミドル、膝、肘と全ての技が危険なルートチンチャイ。ヨードクンポンに続き、また危険な相手との対戦となります。

 

最近はタイ選手 VS 外国人選手の3ラウンド制での試合が増えてきており、それが主流になっていると誤解されがちですが、本来のムエタイは3分5ラウンドが”ムエタイ”です。

タイ国ムエ法では、格闘競技は4つにカテゴライズされており、”ムエタイ”とされる正式競技は3分5Rで、ルールを変更したりラウンド数が少ないものは4つ目の “その他の格闘技” に分類されます。

RWSやONEルムピニーがそのカテゴリーに該当します。こちらはこちらで一般層にムエタイをアピールする為には必要だと思っています。

オムノーイ、ランシットスタジアムは5ラウンド制のムエタイのみです。ヨッカオスタジアムや7チャンネルスタジアムなどもです。

ラジャダムナンスタジアムでは水曜日のスッグ・パランマイ、木曜日のスッグ・ペッティンディーが従来のムエタイで開催されています。ギャンブラー達が賭けで盛り上がっている独特な雰囲気を味わってみたい場合には、それらの興行に行かれると堪能⁉︎できるでしょう…

ジョイシーは本来、”ムエタイ”に特化した戦術で経験を積んできた選手ですので、流行りの?3ラウンド制よりも5ラウンドでのムエタイが染み付いているので本領発揮というか、真価を発揮できるマッチメイクだと思っています。契約体重もベストの147ポンド(66.7kg)です。

☝︎ルートチンチャイの試合動画。倒せる技が多い印象です。激しい試合になるでしょう。

今回の試合が本当の意味での復帰戦と考えています。準備期間もありますし、コンディションも仕上がりよく試合に挑めるでしょう。

ご期待ください。

 

Text by HIDEKI  SUZUKI

INGRAM  MUAY THAI  GYM

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