卒業生インタビュー②

VOL.2 内田 龍太郎(うちだ りゅうたろう/21歳)

文武両道プログラム参加期間

2015年 4月~2018年 5月
ムエタイ戦績:13戦11勝(6KO)2敗
(WPMF世界ライトフライ級10位にランク入り)

文武両道プログラム卒業後

アサンプション大学(ABAC) ビジネス学部 在籍中

内田くんの出身地は⁉️

神奈川県横浜市です。

イングラムジムの文武両道プログラムに参加することになったきっかけは⁉

日本で一緒に練習していた人が先に参加していて、その人からの紹介みたいな感じです。

早速聞いてしまいますが、文武両道プログラム参加時の正直な感想は…⁉

正直、楽しいことや嬉しいことは沢山ありましたが、参加時はとてもきついと思っていました。学校が終わりすぐに練習がありましたし、友だちに遊びに誘われても学校のイベント、休みの日、試合後以外は行きません
でした。”なんで自分だけが”と思ったことはありましたが、今となってはこのプログラムに参加して良かったなと思っています。

それでは、参加時に一番きつかったことは⁉

1番きつかった事は試合前の何日間かですね。試合前になると練習量が増えます。それでも学校は普通にありますので、きつい練習の後に学校の課題などをやらないといけません。
この何日かは身体、精神面ともに非常にきつかったです。

では一番嬉しかったことは⁉

1番はやっぱり試合に勝った時にジムの会長やトレーナー、
家族や友達みんなに”おめでとう”って言ってもらえた時だと思います。
きつい練習をして試合に挑むので試合に勝った時はとても嬉しかったですし、
達成感を感じました。あと、たまにジムの会長がスイーツを食べに連れて行ってくれました。甘い物が好きだったので誘われた時は内心、とても嬉しかったです(笑)。

タイでの生活で不便だったことは何かありましたか?

不便だったことは特になかったと思います。最初はタイ料理があまり得意ではありませんでしたが、食べていくうちにどんどん好きになっていきました。言葉も最初は全然わかりませんでしたが、ジムのトレーナーや学校の友だちがとてもフレンドリーで、積極的に話しかけてくれるので徐々にわかるようになっていきました。

タイでの生活で楽しかったことは?

イングラムジムチーム(日本人2人、タイ人2人)でアユタヤ駅伝に出ました。結果は435チームいる中5位になる事ができました。ムエタイは毎日ランニングをしているのでその結果が出たんだと思います。
テレビでも特集されて、BSフジで個人的にも取り上げてもらえました。
https://youtu.be/hfs94Hmq5eA

ムエタイに対しての思いを聞かせてください。

小さい頃から空手、キックボクシングをやっていて高校生からムエタイを始めました。やはりムエタイは首相撲が難しいなと思いました。自分はあまり得意ではなかったので遠い距離でミドル、ヒザ蹴りを上手く使って戦っていました。3年間ムエタイをやりましたが、ムエタイ選手は戦い方がうまくてテクニックがすごいと思いました。ムエタイは奥が深いと思いました。

タイ国、タイ人に対しての思いを…

タイ国は住みやすい国だと思います。
電車(BTS,MRT)やタクシーがあり移動には基本困らないです。
ご飯も美味しいですし、屋台や日本食のお店も沢山あるので、
住むうえでは困らないと思います。タイ人は日本人より温かくて優しい人が多いと思います。タイで生活しているとタイの人達の良さ、温かさがよくわかります。

学校生活での思い出は?

最初、あまり英語がわからない状態で学校へ行きましたが、学校の友だちや先生はみんなフレンドリーで楽しい
学校生活を過ごせました。学校で何回かキャンプや旅行に行きましたが、最後に行った卒業旅行が1番楽しかったですね。みんなで計画を立てて先生もいなかったのでみんなで楽しい時間を過ごせました。すごく良い思い出です。

では、イングラムジムでの思い出は?

イングラムジムにいる間にいろんな人に会い、いろんな人と練習をしました。一緒に住み、一緒に練習する事で
いろんな人といい人間関係が作れたと思います。イングラムジムではいろいろな思い出がありますが、日々の練習、みんなで食べるご飯、仲間の選手の応援に行ったり、全てがいい思い出です。

卒業してから、今になって感じる文武両道プログラムの良さは何かありますか⁉

文武両道プログラム参加時はあまりわかりませんでしたが、今思うととてもいい経験をさせてもらっていたなと
思います。このプログラムはもちろんムエタイ面で強くなれますが、その他に人としても強くなれると思います。異国の地でジムのサポートはありますがいろんな事を自分でやります。頑張るのは自分次第です。ここでは諦め
ない気持ちだったり継続する大切さ、人として成長できると思います。このプログラムに参加させてくれた両親、ジムの会長、ジムであった他の選手やトレーナーに感謝しています。

これから参加を希望する人へのメッセージをお願いします。

このプログラムを真剣に取り組めば必ず得る物は大きいと思います。きつい時は成長している時なのでどんなに
きつくても諦めないで頑張ってください。その時はきつくても後で、最後にはやって良かったなと思えると思います。挑戦なくして成功はありません。是非このプログラムに挑戦してみてください。

参加を希望する人へのアドバイスをお願いします。

ポジティブ思考で考えましょう。何かやっている時は自分が成長、何かを得ている時です。自分はそう思って頑張れました。頑張ってください。

ありがとうございました。