ルムピニーSで新シリーズが始動!

ルムピニーSで新シリーズが始動!

 

ルムピニースタジアム設立から68周年を迎えた2023年12月。同スタジアムは毎週金曜日のONE Lumpineeの開催で盛り上がりをみせていますが、12月12日に新たなルムピニースタジアムの興行シリーズとなる「GOAT LIVE Lumpinee× Ch5」がスタートしました。

チャンネル5はタイ陸軍系列のTV放送局。かつて「ルムピニー・グルークグライ」として毎週土曜日に生中継されていた興行が非常に盛り上がっていましたが、今回のシリーズはそのルムピニーグルークグライの復刻版シリーズといったところでしょうか…

タイ陸軍のチャンネル5とGOAT LIVEがタッグを組んでギャンブルを排除したスポーツ競技としてのムエタイを推進していくようです。

☝︎ルムピニースタジアム内の様子。女子リングアナウンサーを採用。

 

第一弾の興行では、3ラウンド制の試合を5試合、5ラウンド制の試合を2試合マッチメイクし、判定は全試合ジャッジペーパーをラウンドごとに回収するシステムが採用されていました。※今まではタイトル戦のみラウンド毎の回収。

印象に残った試合は女子とメインイベントの2試合。

▪️女子スーパーフライ級 (115lbs) 3分3R

⚫︎サネーチャン・コンバットムエタイ(タイ🇹🇭)

VS (0-3)

○ルークナム・コー.クロムクリィオ(タイ🇹🇭)

WBCムエタイなど各タイトルを獲得しているサネーチャンとルームナムとの”女子スーパーフライ級最強決定戦”ともいえるマッチメイク。白熱した攻防で好試合となり、安定した動き、試合運びでルークナムが制しました。

▪️メインイベント / スーパーフェザー級(130lbs) 3分5R

⚫︎ペットパーデーン・ジットムアンノン(タイ🇹🇭)

VS (0-3)

○クンポン・エークムアンノン(タイ🇹🇭)

当初はルムピニースタジアム・スーパーフェザー級王座決定戦として組まれていたカードでした。(※諸事情でノンタイトル戦に変更)

接戦でしたが、ペットパーデーンがテクニカルな戦術に偏り過ぎたため手数が少なかった印象です。常にアグレッシブに攻め続けたクンポンが判定勝利を収めました。

熱い好試合が続き、良いマッチメイクが実施されていた印象です。外国人観光客の入場もそこそこあり、このまま定着すれば一般観客の動員も期待できるのではないでしょうか。

スタジアムまでは高架トレインのBTSとモノレールMRTとの乗り継ぎで来れるようになりました。

都心部駅⇨①BTSワットプラシーマハタート駅(วัดพระศรีมหาธาตุ/Wat Phra Sri Mahathat )

⇨②MRT(ピンクライン)ラムイントラ3駅(รามอินทรา3/Ram Intra3)

⇨スタジアム

 

⇩こちらに全試合がアップされています。

 

 

Text by  Hideki Suzuki  INGRAM  MUAY THAI  GYM

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