2022年6月26日に仙台で開催された、聖域プロモーション主催のHARD CORE SANCTUARY 2022 -1st-
メインイベントのWPMF世界女子ピン級タイトルマッチは、王者の田中 “暴君” 藍選手が、タイからの挑戦者 カオスアイ・ポー.コーブグア(タイ/同級6位)を終始圧倒し、初防衛に成功。各メディアの取材が入り注目されるプレッシャーの中、強さを見せつけてメインイベントを締めました。
☝︎50-45(三者とも)の大差判定で初防衛に成功した田中選手(左側)
私自身も、当日はタイ側コーディネーター兼世界戦の立会人(スーパーバイザー)として同行、現地にて観戦していました。前日の公式計量から健康診断、レフェリー・ジャッジ陣とルールなど最終確認等を済ませ厳正に世界戦を遂行しました。
©️聖域プロモーション
チャンピオンの田中選手は、看護師とムエタイ王者という二刀流の経歴から地元メディアのTBCや河北新報の取材で、試合前から大きく注目されており、スポーツ関連誌で有名なStandard誌にも巻頭カラーで取り上げられるなど、確実に知名度をアップさせていました。田中選手の知名度アップ=ムエタイという競技が注目され、認知されてくるのでムエタイ界にとっても非常に喜ばしい傾向ですね。
©️河北新報社
TBC番組内でのスポーツニュースでも取り上げられました。newsdig.tbs.co.jp/articles/tbc/8…
☝︎WPMFの世界王座のベルト (真ん中)と聖域統一王座のチャンピオンベルト
☝︎公式計量後に両選手で記念撮影
☝︎聖域プロモーション・主催者の鈴木芳喜会長。
地元、東北地域でのムエタイ・キックボクシングの普及・振興に貢献し、ついに世界王者まで輩出した秀逸な指揮官です。
☝︎HARD COREに出場した選手たち。
Wセミファイナルに出場し、聖域統一王者を獲得した、佐藤界聖(ウェルター級)、TAaaaCHAN(スーパーライト級)両選手は、統一王者に相応しい戦い振りでKO勝利。同級の他団体日本王者たちとの対戦を見たくなるほどの試合運びで、今後の飛躍が大いに期待されます。
確実に力をつけてきている東北勢の今後の更なる活躍に期待してもらえたらと思います。
■WPMF世界女子ピン級タイトルマッチ(100lbs/2分5ラウンド/インターバル2分)
王者
○田中 “暴君” 藍 (日本/ PCK亘理)
VS 判定3-0 (50-45/50-45/50-45)
挑戦者・同級6位
●カオスアイ・ポー.コーブグア (タイ/ポー.コーブグアジム)
※カオスアイが4ラウンドにダウン1。田中が初防衛に成功。
Text by HIDEKI SUZUKI
INGRAM MUAY THAI GYM
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