【イングラム ムエタイジム 概歴】
2002年3月、スクムビット Soi 49 に元ムエタイ選手であった鈴木秀樹 ※1 によりオープン。
在タイ外国人や観光客にもタイの国技であるムエタイの練習に参加できるよう、1日体験入門や合宿が可能なジムとして開設。敷居の高かったムエタイを一般の方々に開放する一方、プロのムエタイ選手育成にも力を入れ、2006年6月6日には外国人経営のムエタイジムとしては初となるルムピニースタジアム (ムエタイ2大 殿堂メジャースタジアムのひとつ)のチャンピオンを輩出することに成功。
さらに2013年7月4日には、もう一つのメジャースタジアムであるラジャダムヌンスタジアムで、所属の欧米人選手(ジョス・メンドーサ / ブラジル)を同スタジアム設立70年の歴史上、欧米人として史上初となる同スタジアムの王座を戴冠させ、2大殿堂スタジアム両方にてイングラムジムよりチャンピオンを輩出。 また、ジム設立以前からムエタイの普及・振興の為に日本での興行、大会にタイのトップ選手らを派遣するコーディネートをしており、2004年7月7日には、当時、世界最大規模の大会であったK-1 MAXに ブアカーオ・ポー.プラムック (現ブアカーオ・バンチャメーク) を 送り込み、初出場・初優勝という快挙を実現。ムエタイの強さを世界中にアピールすることに成功し、ムエタイ普及に大きく貢献する。
2007年9月1日には、バンコク国立競技場内おいて外務省認可『日タイ修好120周年記念 興行』を主催し、所属選手のダーウサミン・イングラムジム(タイ)が WPMF世界スーパーフライ級王者を獲得。
現在では前述の各プログラムも随時継続しており、さらに日本人の生徒が単身でジムに寄宿しながらインターナショナルスクールに通い、ムエタイにも取り組む『文武両道プログラム』を開設。今まで4名の卒業生を送り出している。(それぞれ慶應義塾大学、関西学院大学、バンコク大学、アサンプション大学(ABAC)大学に合格。)
2020年2月、エカマイエリアに室内ムエタイジムとしては最大級スペースのメガジムとしてリニューアル オープンするも、新型コロナウイルスの影響で閉鎖。2021年に古巣のゲーオサムリットジムと合併という形で再始動。タイ国立大学ムエタイ学部への留学の窓口として大学側とのMOUを締結し現在に至る。
※ 当ウェブサイト内にて掲載されている写真は、全て実際の写真のみを使用しており、フリー素材などイメージ写真の類いは一切使用・掲載しておりません。
※1 鈴木秀樹 (すずき ひでき) 1970年 仙台市出身
16歳で仙台青葉ジムに入門し、17歳でプロデビュー。東京のジムに移籍後、全日本ライト級3位、ウェルター級2位となるが、ムエタイ修行で毎年訪れていたタイ国に1996年に移住。人材紹介会社の日本人スタッフとして勤めながらムエタイを続けるも、試合中に頬骨陥没の大怪我を負い引退を決意。1999年から現地法人を設立し、ムエタイのコーディネートやムエタイ日本語情報誌の発行を経て、2002年3月にイングラムジムを設立。外国人オーナーとして初のムエタイ王者を輩出したことや、ムエタイ普及の貢献などの実績が認められ、WPMF ( World Professional Muay Thai Federation ) のランキング委員会委員となる。タイでの活躍が注目され、NHK『関口 知宏のファーストジャパニーズ』にて特集が放映された。(2008 年 6 月)その他、ビートたけしのTVタックル(テレビ朝日)など各メディアに多数出演。
□鈴木秀樹 経歴紹介①(デジタル鹿砦社通信)
http://www.rokusaisha.com/wp/?p=37646
□鈴木秀樹 経歴紹介②(DACO / The Next Step in Thailand) https://www.daco.co.th/information/235666/