6月23日東京・代々木第二体育館にて開催されたビッグイベント KNOCK OUT CARNIVAL2024 SUPER BOUT “BLAZE” (株式会社Def Fellow主催)に出場したオムノーイスタジアム・ライト級チャンピオンのデーングリアングライ・シンマーウィン🇹🇭
5月25日にヨードクリッサダーを破り王者になってからの第1戦目が日本遠征試合となりました。
©️Def Fellow Co., Ltd.
対戦相手はONEでも活躍中(2勝1敗)の小笠原瑛作選手(KNOCK OUT-RED王者/クロスポイント吉祥寺)
©️Def Fellow Co., Ltd.
試合の10日前から日本での調整の為に前乗りし、準備万端で挑んだデーングリアングライでしたが、小笠原選手に判定負け。
©️Def Fellow Co., Ltd.
小笠原選手の強烈なローキックが炸裂し、効かされてしまったデーングリアングライ。
©️Def Fellow Co., Ltd.
©️Def Fellow Co., Ltd.
戦前からローキックを警戒していたものの、対策は功を奏さず…早い段階から膝を負傷したようです。
©️Def Fellow Co., Ltd.
©️Def Fellow Co., Ltd.
©️Def Fellow Co., Ltd.
デーングリアングライも王者の意地で粘りますが判定負け。日本初遠征で勝利を掴めず…
©️Def Fellow Co., Ltd.
見事にオムノーイスタジアムの現役王者を破った小笠原瑛作選手。ONEでのムエタイ王者という明確な目標に向けて躍進していくことでしょう。
©️Def Fellow Co., Ltd.
日本人初のONEムエタイ世界王者に向け、今後も強豪タイ選手らと鎬を削っていく小笠原選手の活躍に期待しましょう。
現役のムエタイ王者でもなかなか勝てなくなっているほど、日本トップ選手のレベルがアップしていると感じます。ジュニア時代からアマチュア試合で経験を積み、同世代らと鎬を削って生き残ってきたエリート選手らがプロの世界でも活躍しています。他のスポーツでは当たり前だった図式が確立されてきている印象です。
本場タイの強みは、幼少の頃から地方などの草ムエタイで頭角を表し、選りすぐられてきたファイターたちがメジャースタジアムに上がっていく…という部分でしたが、昨今のムエタイでは一部を除いて崩れてきている印象を受けます。
タイ政府はタイSOFT POWERとしてムエタイを全面に押し出し始めていますが、肝心の次世代選手の育成や、プロのジムや選手の保護、助成に力を入れていくべきではと感じます。
2024年6月23日(sun) 東京・代々木第二体育館
Marooms presents KNOCK OUT CARNIVAL 2024 SUPER BOUT “BLAZE”
株式会社Def Fellow主催
第13試合(RED OFGルール/58.5kg契約/3分3ラウンド EX1)
⚪︎小笠原 瑛作(日本/クロスポイント吉祥寺)
VS 判定(3-0)
⚫︎デーングリアングライ・シンマーウィン(タイ/シンマーウィンジム)
Text by HIDEKI SUZUKI
INGRAM MUAY THAI GYM
Add Comment