タイで一番最初に創設されたムエタイ・ボクシングスタジアムであるラジャダムヌンスタジアム(Rajadamnern Boxing Stadium/1945年設立)
その歴史ある殿堂のスタジアムの創設から、77年目にして大きな変革が発表されました。2022年7月22日の興行にて、創設以来、初めて女子選手がラジャダムヌンスタジアムのリングに上がります。
※8月5日に変更。
ラジャダムヌン・ワールド・シリーズ(RWS)と称したトーナメントを開催することを発表したラジャダムヌンスタジアムは、同時に女子選手8名によるトーナメント開催も発表しました。
タイ人選手4名、外国人選手4名により優勝者が決定されます。契約体重は112パウンド=50.8kg
☝︎女子選手がラジャダムナンスタジアムのリングに上がることに対して、リングの地神に祈る儀式が執り行われました。
©️RWS
©️RWS
☝︎77年の歴史上、女子選手として初めてラジャダムヌンスタジアムのリングに上がる8名の選手たち。
©️RWS
☝︎チャンピオンベルトも新設。
ルムピニースタジアムに続いて、ついにラジャダムヌンスタジアムも女子選手出場を解禁しました。
時代の流れという部分を感じます。77年もの長い間、ずっと守ってきた習わしを変えてまで決断したからには、何らかの大きなメリットをスタジアムにもたらさなければならないと思います。
ムエタイの本場タイでも女子選手が活躍できる環境は整ってきたと思いますので、世界中のファイターが目指す最高峰のスタジアムであってほしいですね。
Text by HIDEKI SUZUKI
INGRAM MUAYTHAI GYM
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